旅するニャメロ

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2015年 09月 09日

シチリアでカポナータ

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私がホームステイでお世話になったパパは
とてもお料理上手でした
早速、夜に仕込みをしているときを狙って、
シチリアの伝統料理カポナータ作りの
お手伝いをすることに。。
カポナータはフランスのラタトゥイユに酸味を加えた夏野菜の煮込み料理だと
                  思っていました。なんとパパのやり方はオーブンでの重ね焼き!材料の野菜を固いものから
                  オリーブオイルをかけて焼き重ねていき、最後にまとめて30分焼いて出来上がりではなく
                  翌日に(味が落ち着いたら)バルサミコ酢と砂糖をフライパンで
                  煮詰めたものを和えたら完成です
                  このやり方で慣れたら油も飛ばず、他のお料理も同時にできるのですっかり定着しました

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パパのレシピを参考に、日本の夏野菜をたっぷり入れてウチで作っているレシピです
いろいろアレンジがきくので、二人家族でもあっという間に無くなります

夏野菜カポナータレシピ(6人分)

材料
ズッキーニ 2本、パプリカ 2個、なす 2本、 かぼちゃ200g,タマネギ 1個、セロリ 2本、トマト 3個(トマト缶でもOK) エリンギ 1本、
オリーブの実10粒、ケーパー大2、乾燥オレガノ適量、輪切り赤唐辛子1本分、砂糖大1,5、バルサミコ酢大3(お好みで)オリーブオイル 約100CC 

作り方
1 材料の野菜はそれぞれひとくち大にカットします(オーブン皿か深めの耐熱バットを用意)
2 まずはズッキーニから材料を上から順番にオリーブオイルを回しかけ塩をぱらりと振って
 180度に温めたオーブンで5分ずつオイルと塩を振りながら焼き重ねていきます
3 全部の野菜に火が通ったところで、最後にまとめて30分焼きあげます(写真)
4 冷まして味が落ち着いたら別のフライパンにバルサミコ酢と砂糖と塩少々を入れて煮詰めます
5 フライパンに冷ました野菜を投入して味が全体に行き渡るようにしたら出来上がり!

あとは味をお好みに調整しましょう。
時間がたつと味に深みが出てきます
ポイント
焼き重ねるときは塩はおまじない程度にすることオリーブの実とケーパー、さいごにバルサミコが入るので塩加減は要注意です
生のトマトを使う場合は湯むきしたほうが舌触りがいいのでオススメ
砂糖の代わりに黒砂糖や黒蜜でも美味しいです


by shiorama | 2015-09-09 15:58 | シチリア/タオルミナ


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